2017年のよかったもの
今年もよろしくお願いします。
年末年始に「買ってよかったもの」のエントリを沢山読んで面白かったのと、特に卯野さんのブログを読んでいいなあと思ったので真似しました。普段日記をつけないし、確かに自分用ログをつけておくのは振り返りに良いので。
買ってよかったもの
・イヤリング2種
花モチーフの大きめイヤリング。アイボリーのは夏にも冬にも案外なじみます。オレンジのは同系色のバッグと合わせたりとか。顔まわりが楽しくなるので耳たぶが痛くなるのもまあいいか、と思えます pic.twitter.com/o0FGEd1NsI— 15 (@1538th) 2017年11月24日
オレンジのほうは帰省のたびに寄る盛岡のRirieさんで購入、60-70年代(推定)アメリカ製。嬉しくてそのまま着けて遊びに行きました。大きいので服装を選ぶかと思いきや意外とそうでもなく、良いアクセントになります。
アイボリーのほうはPASS THE BATON表参道店で購入、80年代日本製、ACCESSORY MUSEUM出品のもの。先に手に入れたオレンジのほうをこの日も着けていて「耳に大きい花ブーム」がきていたので、うわーこちらも良さそう……と試着したら即決でした。満足したし続けて買っちゃったのでアクセサリーを増やすのはしばらく自重しないとね、と思っています。
・DM's LITE NEWTON
DM's LITEのブーツ、めっちゃ軽くてめっちゃ良い。以前履いていたマーチンのオリジナルスと比べるとディテールの違いはあるもののかなり快適に歩けます。約1/3まで軽量化したのはまさに革命的 pic.twitter.com/BkWKAW9CR6— 15 (@1538th) 2017年12月12日
※ツイート中の「約1/3まで軽量化」は誤りです。正確には「1/3の重量を削減」とのこと
Dr.Martensが2016年に発売した軽量シリーズ「DM's LITE」の第一弾「NEWTON」の8ホール。
発売時のキャッチコピーは「THE NEXT REVOLUTION」。以前マーチンのブーツを重さが理由で履かなくなってしまったことがあるので、その自信は体感したいと思って試着したらもう軽くてびっくりでした。いずれまとめて書きたいです。
同じような理由でマーチンを履かなくなった人を呼び戻すアイテム。(実際この話を知人にしたところ、その後すぐ買ったよーと言われました)
・ANNAKの折り紙ウォレット
これもいずれ、使用感や変化も含めて細かく書きたい。お財布をコンパクトにしたい!という長年持っているテーマ(趣味かも)で調べて気になっていたものです。直営店が週2営業なのでなかなか東京に行くタイミングと合わずしばらく「都内の行くとこリスト」の一番上にメモして機会を伺っていたのですが、その甲斐もあって良い買物でした。
・iPhone7
長らくのAndroidから変えてみました。年末にAppleで購入したら、1/2の初売では6000円分のギフトカードが付いたという……こういった買物を検討するときはタイミングも大事ですね。
聴いてよかった音楽
Common At The White House: NPR Music Tiny Desk Concert
2016〜2017年によく観ていた動画。この「Tiny Desk Concert」は小さな部屋で演奏するリラックス感が楽しいシリーズ、しかしこのCommonの回はホワイトハウス収録という特別版。生バンドで演奏されるヒップホップが美しいです。
in FAM step Sweet Moment Music Video
宇都宮在住のバンド。ジャケがかっこいいファーストアルバムの中で、特にこの曲の今っぽいリズムとラップとヴォーカルの組み合わせが好きで聴いています。
[Official Video] Unlucky Morpheus - 「Black Pentagram」
通称あんきも、日本のメタルバンド。いくつも聴きどころのあるドラマティックな曲展開と強い歌声、構築感のあるギターソロ。すっかり気に入ってEPとライブ盤を買いました。この演奏力、生で観る機会を検討しています。
筋肉少女帯「エニグマ」MV (2017年10月25日発売AL『Future!』収録)
好きなアーティストほどうまく紹介できない(のであまりしない)のですが、再結成から10年を過ぎたこの年、これまでの全作品の中でも指折りの名作と言えるような新作が登場して驚いています。嬉しい!
<1/10追記> RHYMESTER - Back & Forth (Live) (J-WAVE LIVEの公式動画)を貼っていたのが公開終了してしまったようなので「梯子酒」貼ります
新作「ダンサブル」、収録時間40分。何度もリピートできる軽やかさの中にも、やったる感のある強いリリックの曲からお得意のお酒失敗系の曲、芳醇なポップス曲までカラフルに入っています。作業しながら延々と聴いてた一枚。
いつも曲の題材が素直すぎるほど素直な生活密着型ラウドロックバンド。曲のキレと映像のマッチングが今回特にすごいです。コウペンちゃんかわいい。
あと、あっこゴリラの曲を聴こうと思ってSpotifyを使うようになった年。そのほかではGALNERYUS、和楽器バンド、P.O.P、GoGo Penguin、シンリズム、Rhye、TLC等々よく聴きました。
行ってよかった催し
普段はライブばかり、特に2016年はTHE YELLOW MONKEYを各地に観に行くことに集中していたので、2017年はそのぶん我慢していた他のジャンルの催しと筋肉少女帯のライブを中心に遠征しました。
・DAVID BOWIE IS
DAVID BOWIE is、早足で観ても2時間で足りない量と内容の展示。「Earthling」ジャケ写のユニオンジャックコートの現物と、その製作を手がけたアレキサンダー・マックイーンがボウイに送ったFAXが壁面に印字されている場所ではしばらく立ち止まりました #ボウイ展 pic.twitter.com/231DwYI3dx
— 15 (@1538th) 2017年4月3日
この記事も気に入って何度も読みました。
大人気の『DAVID BOWIE is』。交渉担当者が明かす開催秘話! – J-WAVE 81.3 FM JK RADIO TOKYO UNITED
・歌舞伎「今様三番三(いまようさんばそう)」「隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)」
中村吉右衛門さんの鬼平が好きで本職を観てみなきゃ、とずっと思ってて初めての歌舞伎。花道沿いからの光景は絶品でした!!惚れ直したー
— 15 (@1538th) 2017年12月16日
イヤホンガイドでだいぶ話も分かったし、物語に引き込まれる200分でした。若年層も多かったです。
劇場内のロッカー小10円/大20円には笑いました。やさしい! pic.twitter.com/iK4Y13jNkR
ほかには浮世絵ねこの世界展、ミュシャ展、フランス人間国宝展。満喫しました。
そのほか楽しんだもの
・けものフレンズ
すっかり好きになって何周か観ましたが放送終了後の展開に悲しくなり、アニメを好きになるのも悲喜こもごもなのだなあ……と勉強になりました。
・ガンダム
全く観たことがなかったので、様々なカルチャーに影響を与えている原典に触れよう!と「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」各テレビシリーズを鑑賞。夏期集中講座、とか言って見始めたのが、合わせて90話強を観終わる頃には晩秋になっていました。これが子供向けだったんだ!?という驚きもありつつ、とても見応えがありました。
・同人誌「悪友」とオタ活関連
Twitterで知った同人誌「悪友」が面白くて周囲にかなり薦めました。
「インターネットで言えない話」が一冊ごとに異なるテーマでまとめられたもの。特に「Vol.1 浪費」では寄稿している方々がそれぞれの「推し」のジャンルや人物にお金と愛を注ぎ込む様子とその背景が綴られていて、読んでいてわかる!わかる!の連続でした。
そこから派生した記事や「オタ活(オタク活動)」を題材にした記事をよく読んだ年でもありました。
・「インターネットで言えない」オタク女子の果てしない浪費の実態 #2 | 文春オンライン
・道重さゆみに心臓を捧げた私が関ジャニ∞に10万円使うまでの3日間の話 - 理屈にできれば楽だけど
・年間150公演以上も足を運ぶ、2.5次元舞台オタのお金と時間の使い方 - マネ会
・ジャニヲタがたどり着いた究極の「双眼鏡」と「スワロフスキーうちわ」の話 - それどこ
新刊「東京」も楽しみです。
「MATCHA」で書いた、大阪ミナミの紹介など7つの記事
前回の更新からまたすっかり月日が経ってしまっている当ブログですが、 仕事がちょっと一区切りしたのでそのうち書こうと思っていたものを載せますね。
2014年、訪日外国人観光客向けWebマガジン「MATCHA」でいくつか記事を書いていました。
ライター募集に手を挙げて書かせて頂きましたが、サイトの立ち上げからまだ日が浅かったためか、いま公開されている条件よりもシビアな条件が出てきたりして。求められる作成ペースと仕事や生活のペースも合わなくなり、ほどなく記事作成を辞退することとなりました。
そのまま大阪を離れ、色々な理由で今後も書くことは無さそうです。ただそのときの記事の反応が良かったことは嬉しかったし、記事の書き方について教わったことは良い経験でした。当時の担当さんも既に他のメディアに移られていますしきっとこの記事を読むこともないだろうと思いますが、ありがとうございました。
というわけで、めっぽう前の話ですが、書いた記事へのリンクをまとめておきます。
記事7件、あまりお時間のない方には最後の2件がおすすめです!
<2014年4月>
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心斎橋の喧噪の裏で珈琲を。「DANKE」でバターブレンドコーヒーを味わう
最初に書いた記事。スマホ撮影でほの暗い店内の雰囲気がうまいこと撮れなかったのは、今でも直したい気持ちがあります。
バターブレンドコーヒー、美味しいパンで作られるサンドイッチ、クッキーやコーヒーゼリー……本当に美味しいものばかりの喫茶店で、昼休みに気軽に行けた当時の自分が羨ましいです。なぜかコーヒーに合う豚しゃぶサンドとか、深夜でも美味しいコーヒーが飲めるとか、おすすめしたくなる点が多いお店。
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全フロアで電源とWi-Fi完備!心斎橋で歩き疲れたら、路地裏の「アジアンティー 一茶」で一息
「電源とWi-Fi」よりも「繁華街の路地裏にあるオアシス的なお店」として紹介をしたかったので、提案された記事タイトルに賛成しかねたもののしぶしぶ了承したもの。こちらも初心者ですし、メディアで書くってそういうことでもあるかー仕方ないか、と。実際このタイトルの方が引き自体は良さそうですね。
心斎橋で働いていた頃は、週1〜2くらいお昼にここでぼーっとストレスを薄めていました。素朴な甘さのマーラーカオをホールで買って差し入れに使ったこともあります。大阪を離れた後も2016年に再訪しましたがお変わりなく、のんびり過ごすことができました。
毎回好んで座っていた椅子は自分でもいつか手に入れたいなーと思っていて、それはカリモクのKチェアだとあとから知りました。
よく食べていたのは鶏そぼろ丼+ミニトマトのコンポート+飲みもの(安渓鉄観音茶かジャスミン茶をよく選んでいました)のランチセット650円。お茶はポットで提供、夏は氷の入ったグラスで冷やしてごくごく
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アメ村の集合場所「三角公園」で、たこ焼きを食べ比べながらビールを満喫!
このあたりから、初心者なりですが一眼レフを導入しています。「甲賀流」の袋や包装紙の写真、こういうのも撮っておくと味になるんだなあと思いました。
有名店「わなか」を入れていないところは反省点です。
缶ビールも買って撮影、しかし昼休み中なので開けずに雰囲気だけ。たこ焼きはこのあと会社の後輩と食べました
<2014年5月>
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24時間いつでも路上で立ち食い。難波の「金龍ラーメン御堂筋店」
夜に映えるギラギラ感は良いのですが、それ以前に写真の角度を補正したいところです。お恥ずかしい。
大阪の、日本の中でも雑多で力強いアジアっぽさを感じる場所のひとつだと思います。今でもたまに無性に食べたくなります。(4記事連続で飲食系ですね)
盛岡から大阪に越して思ったことのひとつが「とんこつラーメン屋さん沢山あるなあ……」でした
<2014年6月>
大阪にも中国からの観光客の方々が激増しつつある時期にあって、「訪日外国人観光客向け」のメディアとして現地の使える情報を載せたいという使命感で提案した内容です。誰かのお役に立っていればいいなあと思います。
懐かしの書店アセンス前。このあとビルの建て替えで長期休業の後、1階はドラッグストアになりました
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幻想的な夜のお寺と、情感あふれる横丁へ。難波「法善寺」
大阪市内の名所の中では案外知られていない印象のある場所なのですが、夜に訪れた際の独特な雰囲気がそれはもう素敵で、写真に収めて記事化できたのはやった甲斐があったなあと思っています。
「夫婦善哉」は石川さゆりさんの曲の題材にもなっていて、記事を書く前にはこの曲のほうしか知りませんでした。調べて元の小説を読んでからまた足を運ぶと、周囲の繁華街からふとお話の世界に迷い込んだように錯覚できて更に楽しめました。
夜の参拝はなんとも特別な感じがあります
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【雨の日】季節を目と舌で満喫する、梅雨時の和菓子6選
最後に書いたこの記事が一番気に入っています。
キタへミナミへと大阪市内の百貨店を巡ってチェックして購入して、勤務先の会議室で終業後に撮影する日々でした。笑顔で「それ面白そうやなー」と黙認してくれた当時の上司にも感謝!しています。
そのブツ撮りも試行錯誤しながらでしたが、工夫がうまくいくと対象物の良さが引き立つことにも新しい喜びがありました。
数年間昼休みや終業後に心斎橋を日々ぶらぶらして、特に大丸にはほぼ毎日寄っていた成果?がこういう形で残せて、書いたあとにもしばらく好意的な反応が続いたのも嬉しい記事です。
すんごい色のインパクトに引き込まれました
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やっとまとめることができて、すっきりしました。
ブログを始めた頃の「ものが好き」「紹介したい」という思いは全く変わっていないので、来年はもうちょっとは書きたいと思ってはいます。写真も溜まってきたし。
読んでくださった皆さま、どうぞよい年末年始をお過ごしください。
和菓子と真鍮のきらめき/hagumuのバングル
PASS THE BATON MARUNOUCHIは、天井の高い小さな空間に新旧のアクセサリー、服やバッグ、うつわ類などが並ぶ「現代のセレクトリサイクルショップ」PASS THE BATONの一号店。
NEW RECYCLEをコンセプトに、
個人から集めた想い出の品物や、
すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。
そんな品物を、大切に使ってくれる次の方へ、
持ち主の顔写真とプロフィール、
品物にまつわるストーリーを添えて販売します。高級品や低価格な品物だけを販売する
従来のリサイクルショップではなく、
個人のセンスで見いだされた品物や、
使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う
新しいリサイクルショップです。
仕切られたコーナーごとに色々な上等なものが少しづつある、例えるなら松花堂弁当のようなお店(語弊があるかもしれませんが)。店内の品物を見るのがとても楽しく、東京駅から徒歩圏内なのも便利でよく立ち寄ります。
***
昨年見るたびに気になっていた、真鍮や緑青のモチーフが付いたアクセサリーのコーナー。モチーフは千鳥、梅の花、松、亀、ひょうたん、といった型取りがされています。
松とか亀まであるとは、純和風なコンセプトなのかな。
コーナーの解説文を見ると「hagumu(育)」というブランドで、和菓子の抜き型で型を取っているとのこと。
……和菓子の型!
そこからアクセサリーにするなんてちょっと思いつかない発想です。しかもそれが案外ちょうどいい大きさ。
その中でひとつだけ、何の形なのかわからないモチーフがありました。和菓子というより紋章にでも使われていそうな、りりしい形。いいなあ。これなんだろ?
手に取ってタグを見たら「かきのへた」とありました。
??
かきのへた……
そっか!
柿を模した上生菓子に乗っている、あの「へた」の部分ですかー。
秋の上生菓子が華やかな季節です
— 喜久屋 (@NodakkoKikuya) 2016年10月7日
練切製の柿も青柿から始まり 良い色合いになってきました
この他にも菊の花や生栗から仕込んだ栗餡の「栗三昧」など 種類多くご用意し 皆様のお越しをお待ちしております pic.twitter.com/4In1a0NSuK
この形!
あの格好良い姿が「かきのへた」だったとは、ますます意外です。
せっかくなので好奇心から試着してみたところ手首にしっくり収まる気がして、それから行くたびに悩むこと数回。その間、コーナーにある他のアクセサリーも少しずつ減っていきます。
これだけ気になるんだ、やっぱ買おう!今年頑張ったし!と、年の瀬に(やや強引に)思い立って購入しました。
シルバー系とゴールド系のアクセサリーは同時に着けるとコーディネートがバラける気がするので、どちらか一方にまとめるのですが。このバングルはどちらの色味のアクセサリーにも合わせやすいのが、使い始めて気付いた良いところ。
コーナーにはシルバーのバングルや指輪の他、カラフルな帯締めの組紐に真鍮のモチーフが付いたブレスレットも並んでいました。着物に合わせても可愛いだろうなー。公式サイトに写真があります。
ちなみにこれらのアクセサリーそのものはリサイクル品ではありません。
使われなくなった銅葺瓦や、真鍮製品の端材を素材として使用しています。
(公式サイトより)
とあり、きっとその出自がこのお店のコンセプトと合致していて取り扱っているのだろうなと思います。
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またPASS THE BATON MARUNOUCHIには、昨年あたりからかな、アクセサリーの私設美術館「ACCESSORY MUSEUM」提供のシルバーアクセサリーを量り売りするコーナーもありまして。
先日、雨の中PASS THE BATON丸の内へ。ACCESORY MUSEUMさん出品のシルバーアクセ量り売りコーナーが出来てて足止め。1g1000円、ピアスは片耳1gもないものが多いようで。ニコニコと何度も秤に載せてくれたスタッフさんとの会話も楽しい買物でした pic.twitter.com/d6DEiX108Q
— 15 (@1538th) 2016年9月26日
見て、手にとって、量ってもらって……という流れが楽しくて、結構買ってしまいました。こちらも重宝しています。
行くたびに品揃えが変わるのも、リサイクルをメインに扱うお店ならでは。様々な時代の品物たちを見に、また行きます。
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このPASS THE BATONやSoup Stock Tokyoを手がける会社「スマイルズ」の社長の本も面白いです。もし今自分が就活生だったら採用試験に申し込むだろうな、と思う魅力的な仕事の仕方。
手のひら大に詰まった軽やかさ/不室屋の「ふの福袋」
年始のものは年始っぽさのあるうちに書いておきましょう。
金沢の初売りでは福袋もひとつ購入しました。福袋なんて何年ぶりかなあ。
以前こんな記事を書きました。
この「宝の麩」や賞味期限が当日中の「麩まんじゅう」、それにサクサクが止まらない「おやつ麩」も買わないとねー、と不室屋さんに向かったところ、店頭には見慣れないピンクの袋が。
手のひらサイズだし、お麩なので持ち上げてもふわっと軽いし、何より贔屓のお店の縁起物。これも購入してみました。お値段は税込1,000円。
中身はこのとおり。袋の紐が結べるぎりぎりまで目一杯入っていました。お麩も割れ物だし、詰める人は大変だったんじゃないかなあ。
次々と取り出すと、定番のお麩や華やかな加工麩。「宝の麩」は年始にだけ販売されている「福うめ」です。
左下のリーフレットには、それぞれのお麩の調理法が載っています。あれこれ使っておいしいもの作ろう。「お麩研究部」のレシピを参考にしてもいいかも。
***
学生の頃は好きな服屋さんの福袋を買って中身を友人や親類と交換したりもしたけれど、最近は「わくわく感」よりも「好みでないものの使い道に悩む面倒さ」が勝って、滅多に買わないようになりました。
その頃には興味がなかった食品の福袋。現実的で生活感があるかもしれませんが……大人になった、と言い換えておきます。大人の生活のわくわくを買うのも悪くないですね。
今年もお年賀に/森八の干支飴(2017年・酉)
初売りに行ってきました。ここ数年は金沢で、一年の最初の買い物をしています。
北陸新幹線の開通後、年末年始の混雑も体感では数倍。帰省しやすくなったひとも多いのかもしれません。一昨年は12/30に街中で飲もうとしたら、10軒くらい連続で満席だったり。……ゆったり歩くのが楽しい街なので、ピークにぶつからないように行くのがおすすめです。
(でも、人が一番多いお盆と年末年始を敢えて無料開園日にしている兼六園の太っ腹さもかっこいいなあとも毎年思います。)
話を戻しまして。まずは数年前に買ったきり、うっかり見逃していた年始のお菓子を買いました。
「御年賀」の包みでおなじみ、森八の「干支飴」。今年はもちろん、酉年なのでにわとりの絵柄です。かわいい。
今回は自分用に購入。仕事始めの今日から一個ずつ口にしつつ身体を動かして、徐々に年始モードから日常モードに戻していきます。
昨年は新しい仕事に挑戦したり挫折したり、全力で遊んだり身体を壊したり。波のある年でしたが、悔いの無い年でした。
今年も良い年でありますように。以前に購入したのは3年前だったようです。
立ち寄った店舗では売り切れていましたが、十二支がカラフルな飴になった「干支 福あめ」も華やかな可愛らしさです。
morihachi-shop.com
今年も不定期更新ですが、続けていきます。
よろしくどうぞ。