日々えらぶもの

おもに実際にえらんだもの、触れたものについてあれこれ

願いを込めて射抜きます(おまんじゅうを)/叶 匠壽庵 の ATARI MANJU

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滋賀県大津市の和菓子屋さん「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」には、シンプルながら斬新なおまんじゅうがあります。

パッケージはこんな感じ。

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すべすべした紙箱をスライドして開けると、このような中身。

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矢の形の楊枝を使って、いただきます。

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(場所を変えたので暗くなってしまいました)

口に含むとふわっと香る、なつかしい味の酒まんじゅう。

 

一見シンプルな焼き印のおまんじゅうが一気に縁起物になるという、デザインの持つ力を感じます。デザインコンペで入賞した美大生の作品を、この和菓子屋さんが手を挙げて商品化したそう。

http://www.kanou.com/archives/1417(プレスリリース)

http://biwako-otsu.keizai.biz/headline/987/(「びわ湖大津経済新聞」記事)

最近和菓子のことをよく載せるのは、このように 品を保ちながら新しい挑戦をしているお店やお菓子が気になるので。

その挑戦を、とてもささやかながら応援したい気持ちです。 

 

このおまんじゅうを知ったのは、伊勢丹新宿店地下、新春祭のディスプレイ。

f:id:finir:20140113134218j:plain(左下に発見!)

売場カウンターのディスプレイは更に日本の迎春感があって素敵!でしたが、混んでいたのと、店内写真NGの可能性も考えて撮影していません。

買う際には試食と、包装を待つ間には美味しいお茶も頂きました。

 

新春の手みやげにする時期にはやや過ぎましたが、試験や就職など目標に向かっている人へのほのぼのした激励にも使えるかも。

お値段は5個入りで1260円。

密封してあるので、賞味期限は製造日から8日間。

上記「みん経」の記事によりますと「販売店舗は伊勢丹新宿店・泉北タカシマヤ店・ジェイアール名古屋タカシマヤ店・寿長生の郷(すないのさと)、仙台三越店・藤崎本店。販売期間は4月30日までの予定」とのことです。